借金額・きっかけ
年齢/性別 | 職業 |
---|---|
40代/男性 | 会社員 |
借入先 | 借金 |
クレジットカードキャッシングJCB | 50万円 |
VISA | 40万円 |
アコム | 80万円 |
銀行系カードローン | 150万円 |
私はもともと浪費グセがありました。それで割と見栄っ張りです。借金のきっかけは車でした。身分不相応な車を買ってしまいました。
それ自体は無理のないクレジットを組んで自分の小遣いやこれまでの蓄えからローンを返していたのですが、車が良くなったら色々と活動的になりました。
またその頃から職場が変わって付き合いの中身なども変わって、飲み会に誘われたり、ギャンブルを覚えたりと浪費が進んで気がついたらどうにもならない金額の借金になっていました。
催促の郵便物で借金がバレた

借金がバレたきっかけはそれこそ月々の返済が出来なくなり、自宅に支払い催促の郵便物が来てそれが妻の目に止まったことです。
そのうちに自宅に電話がかかって来るようになりました。当然のことながらこの頃には妻には事情は察していたと思います。
私に説明を求めてきました。私はちょっとお小遣いが足りなくてお金を借りただけだ、心配しなくても良いと答えました。
頭の中ではもう自分だけでは返せないとわかっていたのですが、妻や子供に格好の悪いところは見せれない、なんとかなるという気持ちが残ってて、まだ見栄を張っている状態でした。
そんなわけで、他から借りて穴埋めしたり、支払猶予の相談をしてみたりしたのですがいよいよどうもならなくなって妻に話すことにしました。
妻には話をしても子供には借金のことは知られたくないという気持ちがありました。だから子供が出かけて妻と二人っきりの時に妻に「実は借金をしているのだが返済に行き詰っている」と打ち明けました。
しっかり者の妻に助けられた
妻は冷静に「どこからいくら借りているのか」と聞いてきました。私はこの時点で自分の借金の総額をよく把握していませんでしたので妻の質問にはしどろもどろにしか答えられませんでした。
妻は私に借金があることに気づいていたのですでに色々と調べていたようです。
まず妻は私に「借金がいくらあるかわからないと対策の立てようがない」といって一緒に調べるところから始めました。
借りた証書、催促の郵便物、借りた先への問い合わせ、Webでの確認などをしてまず妻は借金の総額を割り出しました。
それを見てこんなに借りてたのかと我ながら馬鹿な感想を抱きました。私は自分の借金の全貌を把握していなかったのです。
私はこの時点で初めて自分は馬鹿だと思いました。これは妻と子供に愛想をつかされて出て行かれても仕方ないと感じました。
しかし妻は借金の全額を把握した時点でどうやって返すかということを私に相談してきたのです。
妻の意見では「今我が家にこの借金をいっぺんに返済する蓄えは無い」「月々の支払いが大きすぎてとてもじゃないがまともに返済してたら生活が成り立たなくなる」「金利が高いから勿体無い」というものでした。
そして妻から出た提案は銀行系のおまとめローンを活用するというものでした。私は妻の言うがままでした。結局妻主導で銀行に行きおまとめローンを組んでなんとか返済できる状況に落ち着くことができました。
借金返済のために車を売る事も考えたのですが、売ってもローンの残高だけが残ってしまうので、車はそのままということになりました。ただし妻からは「今度は軽自動車だ」と言われました。
いまおまとめローンは私の小遣いを削って返済しています。お金の使い方を妻にチェックされるようになりました。正直息苦しい消すけど致し方のないところです。妻と子供に見捨てられなかっただけ良かったです。